自閉症の人が感じるイライラする原因~学校生活編~

健常の人が普通に暮らしていても「ストレス社会」と呼ばれるほど、現代は心に負荷がかかりやすい状態です。

自閉症の人は、健常の人よりも感覚が過敏であり感情面にも繊細な部分もあるため、さらに負荷を感じて生きづらさを感じながら生活しています。

ストレスに感じる場面は、個人差や年齢により様々ですが、いくつか自閉症の人に共通する部分があるそうです。

自分の意思や要求が伝わらない

自閉症の人の特徴として「コミュニケーションの困難さ」があります。

言葉の発達が遅く、発語がない場合も意思を伝えようとする心はあります。

しかしその手段がわからないため、自分の気持ちをなかなか伝えられず、イライラしはじめていきます。

「○○したい」「○○は嫌だ」等の要求が伝わらずに、気持ちが爆発してしまいパニックになってしまうのです。

そして、自傷行為を行う事も多々あります。

周囲の理解がないと、なぜ泣き出したのか、なぜ暴れだしたのかわからないまま対応に右往左往していると、さらにパニックが長引いてしまうことにもなりかねません。

 

学校生活でのストレス

自閉症の人にとって、学校生活は窮屈なことが多いです。

授業時間内の拘束・好きではない授業や作業を繰り返しさせられる等、解放されたい気持ちでいっぱいになります。

また、突然の大声などは拒否反応を示します。

学校内には突然泣き始める子もいれば、突然大声を出す子もいます。

生徒に注意する先生の大声やきつい言い方が苦手な自閉症の人も多いです。

自閉症の人は、学校に行っている間じゅう耳を塞ぎっぱなしという場合もあるのです。

学校の中では限界まで我慢をして、家に帰ったとたんに泣き出したりパニックになったりしてしまう子もいます。

親としてみれば「帰宅後に突然泣き出してしまった」という状況なのですが、実は本人はそれまでの間限界まで我慢をして、心はいっぱいいっぱいになっているのです。

 

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学校行事のストレス

学校生活を送っていると、行事の準備でイライラしてしまうこともあります。

特に運動会・学芸会などは覚えることも多いために、準備期間も練習期間も長くなってしまいます。

その中で心身ともにかなりのストレスがかかってしまうのです。

それでも学校にとっては1年の中でメインの行事になりますので、学校に通う以上、避けては通れない行事です。普通の公立学校に通う自閉症の人はもちろん、特別支援学校に通う場合も「運動会の時期は毎年不調になる」という自閉症の人は多い様です。

 

まとめ

自閉症児は、周りが思っている何倍もストレスを抱えています。

幼い時は、その場で大声で泣いたり、パニックになったりしますが、小学校にあがっていくとそれを我慢するようになってきます。

親はそれを1番に察して、無理そうであれば、「一旦休憩しようか?」など常に声掛けが必要だと思います。

自閉症児は、健常児に比べて、自分の限界を感じて、コントロールする事を苦手とします。

そこは親や先生に協力してもらいながら、本人に無理がないように生活をさせてあげられる配慮をする事で、楽しい学校生活を送らせてあげられるのかなと思います。

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